よくあるご質問
パロットカップリング継っ手に関するよくあるご質問です。
名称・品名に関して
Q1 継っ手カップリングとはパロットカップリングと同じものですか?
はい同じものです。
弊社では1973年にドイツのペロット社と提携し、国内販売向けに『パロットカップリング』と命名、JIS規格に合うよう、一部設計を変更し製造開始しましたが、1994年にコストダウンと納期短縮を図るため国産化し『継っ手カップリング』の商品名で発売しました。
Q2 品名にはMN、VF、MT、VW等ありますが何のことでしょうか?
頭文字の『M』はメスタイプ、『V』はオスタイプを意味します。
2文字目については、『N』はホースニップルタイプ、『W』はガス管溶接タイプ、『T』はガスネジタイプ(外ネジ)、『F』はJIS10kフランジタイプを意味します。
Q3 品名のMN108×100の108とは何のことですか?
頭(ジョイント部分)の呼径です。もともとはドイツの製品ですので、ドイツ規格の名残です。
オス・メスが同じ呼径(頭)であれば、どのタイプともジョイントできます。JIS規格とは関係ありません。
Q4 VT50×11/2とVT50×2は何が違うのですか?
ネジ部分のサイズが異なります。但し頭(ジョイント部分)は兼用しており、2Bは異径仕様になります。
材質に関して
Q5 アルミ製の継っ手がほしいのですが?
ありません。本体材質については、頭(ジョイント部分)がプレス製品ですので、鉄製、SUS304、316製に限られます。
Q6 通常M型(メスタイプ)を発注した場合のOリング材質は何になりますか?
クロロプレン(CR)材になります。また、Oリング費用は本体と別途計上になります。
Q7 フッ素樹脂製のOリングがほしいのですが?
ありません。Oリング材質については、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムの5種類に限られます。また8インチ(鉄製)用のOリングはクロロプレン(CR)のみになります。
Q8 SUS316製の継っ手がほしいのですが?
製作可能ですが、標準在庫品ではありません。受注生産品になります。
サイズに関して
Q9 5インチサイズのオス用のゴムキャップ(RMC)はありますか?
ありません。4インチまでです。オス頭(ジョイント部分)のサイズが50~108までです。
但し、製作は可能です。一度弊社に問い合わせてください。
Q10 継っ手の最小サイズは?
11/2インチ(40A)です。頭(ジョイント部分)のサイズは呼径50が最小です。11/2インチ、2インチサイズは頭(ジョイント部分)を兼用しています。
Q11 8インチサイズのステンレス製がほしいのですが?
ありません。ステンレス製は6インチまでです。
Q12 10インチサイズの継っ手がほしいのですが?
ありません。現在、鉄製は8インチ、SUS製は6インチまでです。
使用に関して
Q13 負圧で使用したいのですが、大丈夫でしょうか?
基本的には大丈夫ですが、使用条件によります。一度弊社に問い合わせてください。
Q14 4インチサイズは最高使用圧力10kgf/cm2となっていますが、常用圧力の設定は?
常用圧力としては、最高使用圧力の1/2で設定してください。但し気体搬送の場合は、1/3以下で設定してください。
また、セッティング時には荷重が極力接続部にかからないようにして下さい。荷重がかかる場合は常用圧力設定は抑え、サポートをつけるなどして荷重がかからないようにしてください。
Q15 ゴムキャップ(RMC)の用途は?
オスタイプ(V型)の防塵用キャップです。圧力がかかる場合は使用できません。圧力がかかる場合はMC(オス用ダストキャップ)をお使いください。また、メスタイプ(M型)に使用するゴムキャップはありません。VC(メス用ダストキャップ)をこ利用ください。
Q16 軽油を流したいのですが、大丈夫でしょうか?
軽油を含め石油系の油は使用不可です。ご了承ください。
Q17 ジョイント部分の液溜まりをなくしたいのですが?
継っ手の構造上必然的にジョイント部分内部には隙間が生じます。根本的になくすことはできません。
特殊品として、オス側(V型)の先端を出し、メス側(M型)の内部に入り込むものは製作可能ですが、まったくなくなる訳ではありません。
また、パロットカップリング(継っ手)の特長である角度を得ての接続はなくなります。
特殊品に関して
Q18 特殊品とはどういうものですか?
特殊品とはカタログ・ホームページ等に掲載の『オーダーメイドシステム』にある継っ手類をさします。
また、ベンド、サニタリー用、パイプもの、SUS316製も特殊品扱いとなります。製作は1個から可能です。納期については一度弊社にお問い合わせください。